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元エンジニアで現在フリーランサー。消しゴムはんこの記事は嫁が書いています。

きれいに彫れる消しゴムはんこの余白処理の方法・コツ

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よい彫り方、悪い彫り方

消しゴムはんこの彫り方にはいろいろな方法があります。
デザインナイフを押しながら彫る人、引きながら彫る人、消しゴムを持ちながら彫る人、置きながら彫る人、彫刻刀を使って彫る人など、それぞれ人にあった彫り方があります。

いろいろな彫り方で試しに彫ってみて自分に合う彫り方を見つけるのが一番です。
私の場合は消しゴムを置きながらデザインナイフを引いて彫っています。余白を彫るときは彫刻刀を使うこともあります。

そんな私がきれいに彫れるようになった彫り方と初心者から経験者まで誰でもできる練習用の図案を紹介します。

印面が汚いと?

印面が汚くてもはんこを紙に捺す際、印影に問題はないこともあります。
自分用として使うはんこを彫るなら多少汚くても気にしないこともありますがやはり販売をする、誰かにプレゼントをするとなると見た目にもこだわりたいところです。

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印面がきれいだと捺す用途以外にも飾ったり、見た目でもいろいろ楽しむことができます。

余白処理のコツ

外側の余白処理

印面がきれいに見える一番の近道は余白の処理をきれいにすることです。
私は余白がたくさんあると捺す際に捺したい場所に捺せないこともあるので外側の余白は強度が弱くならないギリギリまで落とすタイプです。

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1. デザインナイフで図案の一番外側の線の周りをV字になるように彫ります。

このとき、線に向かって刃を入れるときは気持ち浅めの彫ります。
深く入れすぎると図案に切れ目が入って強度が落ちるからです。

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きれいに刃が入ると彫りカスもきれいな状態で取れます。

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2. 周りの消しゴムをカッターナイフで切ります。

かつらむきのように切り落とします。このときのポイントは図案の線と線を結ぶのを意識して切り落とすと余白の処理がしやすいです。

角は丸くなるようにカットします。

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3. カッターの刃を水平に入れて余白の処理をしていきます。

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1周したらこんな感じ。

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一度で全て処理しようとすると深く彫りすぎて強度が落ちるので少しずつ微調整していきます。

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外側の余白処理が終わったところです。

内側の余白処理

図案の中の余白処理は彫刻刀を使ってきれいにしていきます。
私は2種類の彫刻刀を使い、余白の幅に合わせて使い分けています。
ここで雑に処理してしまうと外側の線を傷つけてしまったり、せっかくのはんこが欠けてしまうこともあるので慎重に進めていきましょう。

1.線の内側をデザインナイフでV字に彫る

気持ち浅めに刃を入れます。後できれいに処理をするのでここでは多少汚くても大丈夫です。

2. サイズの合った彫刻刀で余白を彫る

面積が大きい部分を小さい彫刻刀で彫っていたら時間もかかるし見た目もきれいになりません。逆に面積が小さい部分を大きい彫刻刀で彫ると欠けてしまったりするのでサイズの合った彫刻刀を使うことが大切です。

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3. もう一度線の内側をデザインナイフで彫る

この作業は無くても印影に問題はありません。
ですがこの作業をすることにより見た目がかなりきれいになるので私は必ずやっています。
この工程が全工程の中で一番気持ちよくて好きです。

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ここまで来たら全体的に気になるところを修正しながら彫り進めます。

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全部の工程が終わるとこんな感じ。

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きれいに彫るための図案の描き方

よく、細い線を彫るためにはどうしたらいいのか、と聞かれます。

様々な太さのシャープペンシルを使う

私は細かい図案のはんこを彫るときは図案をトレーシングペーパーに描く際に0.3mmのシャープペンシルで図案を描いています。線を太くしたいときは0.5mmや0.7mmを使います。
デザインの雰囲気に合わせ線の太さを変えるとそれだけで印象が変わりますよ。

by カエレバ

刃は動かさないで彫る

よく、カッターを持っている利き手を動かして彫る人がいますがそうすると線が曲がる原因になります。
カッターを持っている刃は動かさずに固定して消しゴムを持っている手を動かします。
こうすることによりカッターがぶれずにまっすぐできれいな線が彫れるようになります。

上達のための図案

消しゴムはんこ練習用の図案をいくつか描いてみましたのでよかったら練習で彫ってみてくださいね。拡大、縮小してお好みの大きさにしてください。

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「大きいサイズのpdf

文字の練習

文字をきれいに彫ることは消しゴムはんこ全体のレベルを上げる近道です。

部分的に欠けてしまう、練習、彫り方

デザインナイフを深く刺しすぎてしまうと強度が弱くなりますので浅く彫っていきます。

強度を上げるコツ

残った土台の部分が多ければ多いほど強度の高いはんこになります。
v字に彫っていく際に台形の形の底の部分を多く残すのを意識しながら彫り進めていきます。

オススメの道具

1.デザインナイフ

はんこを彫る際の必需品。100円ショップなどにも最近は売られていますが私のオススメはアートナイフプロです。

先が細く、細かい図案を彫るときにピッタリです。刃も丈夫で切れ味も持続します。もう何年も替え刃だけ購入し、ずっと使っています。

2. 彫刻刀

私が使っているのは2種類。
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【丸刀小】と【浅丸スクイ】です。

余白が大きいときは浅丸スクイを使うことが多いです。刃を寝かせながら彫ると浅く彫れます。

注意していること、気にしていること

刃は何度も刺したり抜いたりしない

何度も抜き刺しするとそれだけ消しゴムを傷つける原因にもなるので出来れば刃を抜き刺しするのは1回にしましょう。きれいな線を彫ることにも繋がります。

刃を深く刺しすぎない

深く彫りすぎると強度も落ちるし、見た目もきれいにするのに何回も彫ってどんどん深くなってしまう、なんてこともあります。
浅いぶんには深くできるので最初から深彫りになりすぎないように気をつけましょう。

刃の跡を残さないようにする

切れ目が土台に入っていると強度がおちる上に見た目にも美しくありません。
完成したとき、刃の跡が残らないように気をつけています。

面取りをしてさらに強度UP

角がついたままだとそこから欠けてしまう可能性もあります。
面取りの要領で角を落とすと長持ちします。

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おまけ

きれいに捺すためには

はんこがきれいに彫れてもきれいに捺せなかったら意味がありません。
インクパットの上にはんこを置くのではなく、はんこの上にインクパットを乗せてインクをつけるとムラなくインクがついてきれいに捺せます。

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完成です。

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きれいな印面に仕上げるには練習あるのみです。
是非チャレンジしてみてくださいね。

販売はこちら

ミンネにて消しゴムはんこの発注を受け付けています。 minne.com