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プログラミング初心者向けの記事や花粉症や就職活動、基本情報技術者試験(FE)などについて書いています。消しゴムはんこの記事は嫁が書いています。

【第三者目線】家族がうつになってしまったら?対応や接し方を紹介

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私は以前、うつ病(診断は適応障害)で休職していたことがあります。 以下の文章は、第三者目線として妻に書いてもらったものです。うつは本人だけでなく、まわりの人も辛いものです。まわりの人がうつ病となってしまった、家族や彼氏彼女さんなどの手助けとなればうれしいです。

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うつ病発症1週間前

本人にとって強くストレスを感じる出来事がありました。 そのときは明らかに元気がなく、表情もなく、顔色も悪かったです。普段、あまり泣いたりしない主人が大粒の涙を流して泣いていたのでこれは相当なストレスなのだなと感じました。 しかしそんな時にどんな言葉をかけていいのかすぐに頭の中に出て来ず、ただ隣で話を聞いていることしかできませんでした。

ストレスを感じていた

大きなストレスがあったのが土曜日で、その日以降、仕事などでストレスを感じた日の帰宅後、今日はこういうことがあった、など仕事のことをよく話すようになりました。

食欲が落ちていた

大きなストレスのあった翌週、仕事でストレスを感じた日には食欲が落ちていました。いつも食べている量と変わらない食事を用意しても残すことが多かったです。揚げ物は避けていたような気がします。

飲酒量が増えていた

仕事でストレスがたまることがあった日は一晩でかなりの量を飲んでいました。ワイン1本がすぐ無くなったり。食欲が落ちるのに反して飲酒量は増えていました。 お酒が好きなのは知っているので飲むのをやめさせたりはしませんでしたが飲むペースがいつもより速く、そのままソファで寝てしまって夜中まで起きないということもありました。

うつ病発症前日

前日の夜、いきなりいろいろなことに対して怒り始め、私の頭の中は混乱して『???』の状態でした。 まさか発症しているなんて思ってもいなかったので「何で今この話をしてくるのだろう?何が言いたいのだろう?」と思うようなことばかりでした。普段の主人が思っていたことが爆発してしまったのか、本人に頭の中でも言いたいことが整理できておらず、口から次々と言葉が出てきている印象を受けました。そして怒っていたと思ったらいきなり泣き始めました。ますます私も混乱してしまい、相槌を打ちながら話を聞いていると言葉を投げるだけ投げて本人は寝てしまい、逆に私がモヤモヤして寝られなくなりました。

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うつ病発症当日

睡眠はある程度はとれたようですが、陽が昇るとともに目覚めてしまったようで一度目覚めてしまったら寝られなかったようです。 朝、昨夜のことを覚えているかと聞くと何となく何があったのかは覚えていました。 そして、私が起きてすぐに『自分はうつなのかもしれない』と言い出しました。私自身、うつに関しての知識量が少なかったのですぐにネットで検索してどのような症状があるのかを調べまた。また、家族がどう接したらいいのかについても調べました。『がんばって』と言ってはいけないというのは知っていましたがそれ以外の知識はほとんどなかったので。

目が覚めても体が起こせない

目覚めてから2時間ほど、起きられませんでした。起き上がらないといけない、というのは自覚していたようですが行動に起こせていない様子でした。会話の中で本人から『自分がため息をついたら行動を指示してほしい』と言われていたので私から「そろそろ起きて、犬の散歩に行こう」と伝えると布団から出ることができました。

何をするにも自信がない

犬の散歩は二人で行くときはいつも私がリードを持ち、主人が水や糞を入れる袋を持って行きます。しかし、この日は『(糞を)拾えるか自信がない』ということでいつもとは逆にし、散歩に行きました。これに関しては2、3日自信が持てていませんでした。

これ以外に

  • 一人で階段を登ることができるのか
  • 車の運転ができるのか
  • 食事中、自分の分をこぼさずによそえるか
  • 散歩中、地図を見て経路を確認する
  • などのことについて自信が無かったようです。

自信がもてなかったこと以外に、 * トイレやお風呂なども一人になるのが不安 * 夜になり、外が暗くなると動けなくなる * 寝られるか など日常生活での不安なことも多かったようです。

当日は朝から食欲もなく、日中はほぼ何も食べませんでした。夕飯は本人が食べられそうな気がする、という湯豆腐に。いつもほどの食欲はありませんでしたが本人も食べないといけない、という自覚はあったようでよそった分は完食していました。 発症当日はお酒を控え、代わりに温かいお茶を飲んでいました。

医療機関での診断

本人に病院に行く意思があったので近くの心療内科がどこにあるのか探しました。 心療内科は土日祝日にやっているところが少なく、土曜日もやっている病院を優先して片っ端から電話しましたがどこも予約はいっぱいで早くて3週間~1か月待ちという病院ばかりでした。 予約がいらない、とホームページに書いてあった病院に直接行ったりもしたのですが初診は予約が必要だったようでそのまま帰ることになった、なんてことも。 病院のホームページが古かったりもするので予約がいらない、と書いてあったとしても行く前に必ず電話をすることをお勧めします。 初診予約の当日キャンセルが出た、とブログを更新していた病院も開院時間の数分前に合わせて電話をしても、もう埋まってしまった、なんてこともありあした。 どこの病院に行ったらいいのか迷いましたが直近で初診の予約ができた病院に行くことにしました。

予約の際に電話で * いつから症状があるのか * どんな症状か などを簡単に聞かれます。病院でも問診票に書きますので家族の方は症状などを日ごろからメモしておくといいです。

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医者の問診

まずは本人にいつから症状が出ているのか、どんな症状なのか、など問診票に書いたことをベースに質問があります。 一通り本人に話を聞いたあと、付き添いできた人にも『あなたから見てどうか』と、お医者さんから質問があります。 そして薬についてもどのような方向で治療を進めていくのかに合わせて処方してくださいます。 主人の場合は漢方で治療していく、薬は依存性の低いもので処方をお願いしました。

診察室もオルゴールのBGMが流れていて静かでした。 受診した病院は心療内科以外にもあった病院だったので雰囲気は明るく、待っている間も落ち着いていました。

休職期間中

自信のなかったことも1つずつできるようになり、いつもの調子に戻ってきました。 2人で「ツレがうつになりまして」という映画をこの症状はああだ、こうだと言いながら見ました。 一度、過去に見たことがある映画でしたが以前と重みが違いました。 ※ Amazonプライム会員だったため、無料で見ることが出来ました。

by カエレバ

うつによかったこと

  • 毎朝散歩に行く
  • 食べてみたいと思ったものを食べる(少し贅沢でも)
  • バーベキュー
  • 緑茶、チョコレート、にんにく、ヨーグルト、果物を食べる
  • 早寝早起き、昼寝

カカオの割合が多いチョコレートはポリフェノールが豊富に含まれ、うつに効果があります。

by カエレバ

うつに悪かったこと

  • やりたくないこと思うことをする
  • 好きなことを制限される
  • お天気が悪いこと

復職してから

復職初日、無事に帰ってきて安心しました。ストレスとなることが起こると正直不安ですが、家族としてもあまり深く考えすぎないようにしています。

家族はどうしたらよいのか

その日あったことや食べたもの、飲んだ薬などをメモしておく

心療内科を受診する際にどんな症状がいつからあるのか、など聞かれますし食べ物や薬も何が効くのかは個人差があると思います。 私はもともと毎日日記を書いていたので主人の症状が出始めた日からは 何時にどの薬を飲んだのか、どんなことを話したのか、症状や自分の思うことなどを書くようになりました。毎日の献立もノートにまとめていたので空いているスペースに食べたら調子のよかった食材を書いています。 毎日いろいろなことが起こります。すべてのことを覚えているのは難しいです。日記までいかなくてもメモをとっておいた方が自分にとってもいいです。

本人の話を隣で聞く

うまく言葉が出て来ないときもありますが本人が何かを伝えようとしていたら聞き役に徹し、話を聞きましょう。私は本人が意見を求めてきたら自分の思っていることを言うようにしていました。

お互いに一人の時間を作る

ずっと一緒にいるとお互いに爆発してしまうこともあります。 お互いに趣味に没頭したり、友人に会ったりと適度に一人の時間を作ることが大切です。

第三者で相談できる人に話す

身近に相談できる人がいたら相談しましょう。私の場合は友人や妹でした。 誰かに話を聞いてもらうだけで自分の頭の中も整理できるし、あなたが頼れる人はあなたの味方です。一人で抱え込むと自分がしんどいだけです。

気持ちを全部理解しようとしない

これは私の友人に言われました。全部理解できてしまったらそれは逆に危険、だと。 こういうことを思っているのだな、と受け入れることは大切ですがどうしてそう思ってしまうのかを理解はできないのは当たり前です。

完治した、と思わない

しばらく症状が落ち着いてきて、もう大丈夫なのかな?と思ったときが一番怖いです。私は身をもって実感しました。 その日の調子が良かったからと言ってそれが続くわけではありません。いきなり現れる妖怪だと私は思っています。

深く考えすぎない

うつになった本人が悪いわけではないし、もちろん家族が悪いわけではありません。 『自分が、』と思い詰めてしまうとうつが移ってしまう可能性もあります。 もし何かあってもこういう日もあるよな、と深く考えすぎないようにしましょう。

本人目線での記事も書いています

www.lifehackit.work