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全国学力調査の結果から、短時間で結果を出すことの重要性を見る

8月28日に全国学力調査の結果が文科省から発表されました。

「平成29年度全国学力・学習状況調査の報告書・ 集計結果について」
http://www.mext.go.jp/a_menu/ shotou/gakuryoku-chousa/ sonota/detail/1394884.htm

 

 これだけの予算をかけて調査をすることに意味があるのか。 この予算と時間をプログラミング教育にあててはどうか。 などと色々考えてしまいますが、 今回は部活動の状況調査の項目に絞って記事にしたいと思います。
「平成29年度全国学力・学習状況調査の結果(概要)」
http://www.nier.go.jp/17chousakekkahoukoku/17summary.pdf

引用
・平成29年度において,普段(⽉曜⽇から⾦曜⽇),1⽇当たり , 2時間以上,3時間より少ない時間,部活動をしている⽣徒の割合 は約4割と最も⾼く, 1時間以上,2時間より少ない時間,部活動をしている⽣徒の割合 が約3割とその次に⾼い状況にある。

・平成29年度において,部活動の時間別に平均正答率を⽐較して みると, 1⽇当たり, 1時間以上,2時間より少ない時間,部活動をしている⽣徒の平均 正答率が最も⾼い状況にある。

 

 結果として、 部活動をほどほどにしている生徒の学力が高い傾向にあることが分 かりました。高校での現場経験から、考察してみます。

 

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1.部活動をしていない生徒は無気力である

帰宅部は勉強するために帰宅部なわけではなく、 やりたいことがないため帰宅部になっている傾向がありました。 この子たちは、学校から帰宅して有り余る時間をゲームやアニメ、 アイドルなどといったコンテンツに時間を使っているようでした。 もちろん、受験勉強のために部活動に入らない生徒もいました。

 

2.部活動と勉強は似ている

部活動で好成績を出す生徒は勉強でも結果を出す傾向にあるように 思えました。運動しかできないタイプも少なからずいましたが、 もともと才能がある子を除いては、 運動というのは勉強に似ていると考えられます。 いきなり微分積分をやってもわかりませんからステップを踏んでい くわけですが、運動も同じです。 最初から難しいことをやろうとしても出来ません。 難しいことをするためには、 前提となる基礎的な技術や能力が必要となるためです。この、 技術や能力の習得を、効率よくこなせる生徒は、 部活動でも勉強でも、短時間で結果を出すことが可能です。

 

3.短時間で結果を出すことの重要性

朝から晩まで練習をしている強豪校に、 一日2時間しか練習しない公立校が勝つことがあります。 6時には下校しなければいけないという制限の中で、 どのように効率よく練習すればよいか。 普段から考えて行動できる生徒は、 短時間でも成果を上げることが出来るようになります。

勉強でも同様で、決められた時間で結果を出すことは、 ただがむしゃらに勉強するよりも有用です。

 

4.長時間の練習は、練習に耐えることが目的となってしまう

学力の面以外では良い側面ともなりますが( 部活より辛いことはそうそうない。社会人に入っても頑張れる。 理不尽に強くなる等)勉強は、勉強時間よりも質が重要です。 量をこなす癖がついてしまっては、 質を上げることが難しくなってしまいます。

 

 

部活動と勉強の両立という難しい問題ですが、 これを両立させることが出来るように指導することが、 教育の目的ではないのでしょうか。